寒い。
朝5時に目が覚める。
あったまった状態で寝袋に入ったので、油断していた。
ものすっごく寒い。
まだ夜は明けていない。
水がもうないので、自分の持っていた午後の紅茶をそのまま温めて飲む。
白い息が出る。
道の駅のトイレに行き、再びいろんなものを着込んで再び寝袋に入る。
6時頃、ちょっとウツラウツラしただろうか。
頑張って再び寝る。
7時頃、いい加減に起きようと頑張って起きる。
とは言っても、全然寝られた気がしない。
旦那は寒くてもなんとか寝ていたようだ。
起きて、寝袋を干す。
テント内部が息のせいかびっしょり濡れていた。
旦那はいつまでもうだうだしていたが、強制的に起こす。
昨日の晩は気づかなかったが、私たちが寝た後に一組テントを張っていた。

不安だったテントの撤収もなんとなく終え、うだうだしていると、
もう一組のカップルが出て行くところに遭遇。
向こうからペコリと頭をさげてくれたので、こちらも下げ返す。
お互いよい旅を。
ところで、バイク乗りのみなさんは、ブイサインてしてますか。
私はブイサインをされると常に動揺し、気づいてない風を装ったりしていました。
が。
なんとか今回の旅で、ブイサインではないけど、手を上げたりする余裕が出ました。
お返しくらいはしろ、と旦那に言われ、なんとか…。
ということで、キャンプ場を出た瞬間に来たバイクにブイサインをされ、
動揺しつつも、軽く手を上げて挨拶。
そういう朝でした。
途中、ネズミ捕りを始めている警官に遭遇。
対向車線のバイク野郎にパッシングでお知らせ。
さてR318を南下し、今日は大歩危小歩危とかずら橋へ。
R192に入ってコンビニ休憩。
運転練習中の娘が、コンビニ駐車場の車止めを乗り越え、事故寸前のところでストップ。
見てるほうがはらはらしました。お母さん激怒りw。
なかなかの流れで、スムーズに進む。
銀マットを積んだせいか、昨日より余計に挨拶される。
昨日は、私、表面にはなにも積んでいなかったからなぁ…。
道は気づくとR32になり、大歩危小歩危方面の看板がガンガン出てくる。
否が応でも行くことになる。
地味に進んで行き、到着。
お腹が相当空いていたので、目に付いた蕎麦屋に入ろうとするも行列。
ちょうどお昼の時間だから、混んでいるのはしょうがない。
諦めて、その辺にあった蒸しパンを購入。
がっくりしたのは、あんこが入っていたこと。
『くださいな』と言ったあとにアンコに気づいた。

こういうときには気が小さいので、動揺を隠しながら購入。
アンコ好きの旦那にアンコを任せ、頑張って皮の部分を食べる。
吉野川にはカヌーが浮かび、気分よさそうだ。

お義母さんに母の日をかねてワインを買う。
送って欲しかったが、レジのお姉さんの顔に『今日はじめてのバイト』と
書いてあったので、めんどくさくなり、最初から頼まないことにする。
しばらくの休憩の後、かずら橋へ。
気温は大分あがり、暑い。
そんな中、かずら橋へ向かう唯一の道が大混雑。
私も観光客だから文句は言えない。でも暑い…。
ツーリングコムに渋滞による不穏な空気のみが流れる。
噴火直前で、ちょっと離れはしたが無料駐車場を発見。停める。
歩いてかずら橋へ。

橋を渡るのに2人で1000円取られると思ってなかったが、
せっかく来たし、多分、もう二度とこないので、わたることにする。

なかなか怖かった。
旦那は顔が引きつっていた。
ま、来て、よかった。うん。
あまりの空腹とのどの渇きに道の駅『にしいや』による。
アイスキャンデー購入。
かなり固くて、食べるのに難儀する。不思議な味のすだちアイスキャンデー。

もくもく道の駅の玄関先で食べ、さぁ、行こうとバイクへ向かう。
バイクにまたがりタバコを吸っていたら、おばちゃんが話しかけてきた。
「鍵、忘れてない?売店に届けておいたけど」
また旦那がやってくれました。
お礼を言って、売店に取りに行く。
戻ってきて苦笑い。もう忘れるのは勘弁してください。
旦那がフルフェイスのヘルメットをかぶろうとした時事件が。
カンカラカラー。
あのー。メガネのレンズ、落ちましたけど?
どうやらちょうつがい部分のネジが吹っ飛んでいった模様。
しばらくネジを探し、地面をはいつくばって見たものの見つからず。
ちょうつがい部分と、レンズの枠部分が一個のネジでまかなわれているので、
そのネジがないと、レンズがはまらない。
しょうがないので、キーホルダーについてい輪っかを無理やり引き伸ばし針金に。
で、なんとか固定した。
高松まで行けばさすがに眼鏡屋があるでしょうと楽観。
ひとまずR32に戻り、ずいずいと高松方面へ。
山道を乗り越えると、高松市内が見えてきた。
右折でバイパスに乗る。
快調なペースで進んでいくと丸亀市に入った。
「そういや丸亀市のうどんを通販で買ったことあるなぁ」
そんな話をしていたら、うどん屋発見。
バイパス沿いとは言え、県内ナンバーの車も多くとまってるから大丈夫そう。
とりあえず入ってみる。

建物はまだ新しく、なんとなく新築の匂いまでする。
入って早速うどんを注文。
セルフ形式らしいので、お盆を取る。
「私は並でお願いします」
「僕は大盛で」
「3玉?2玉?」
「えっ!?…あっ、2玉で!」
3玉が基本かいっ!?
席に着き、ツルツル食べる。
レモンをぎゅーっと絞って食べるのがうまい。
これは学ぼう。家でもやろう。
再びR32号に乗り、高松方面へ。
いい加減針金で固定した眼鏡ではかわいそうだから、眼鏡屋を探す。
うどん屋は次々と見つかるのに、眼鏡屋は一向に出てこない。
さすが高松。
高松市外をぐるぐる回ってもわからない。
休憩をはさみつつ1時間ほど探し回って、真っ暗な眼鏡屋発見。
やってるのかやってないのか分からない眼鏡屋の前にバイクを停めて3分後。
旦那が自慢げに出てきた。直ったようだ。
眼鏡をかけたことが無いので、ネジはタダなんて知らなかった。
どおりで吹っ飛んでった時にネジを探す私を制止したのか。
眼鏡屋のおじさんにお礼を言い、向かいにあるスタンドでガソリン注入。
ついでにおばちゃんにフェリーの時間を聞いてみる。
「ジャンボフェリー?20時が最終だったと思うけどね〜」
ここでもお礼をいい、近くのコンビニによって、再度地図で確認。
現在時刻17時半。
20時より前にフェリーがあるのか電話して聞いてみる。
「いや、20時ですね」
この場所からフェリー乗り場まで15分。で、20時まで待って、3時間かかって神戸。
それを考えるとあほらしいので、やっぱり自走でいくことに。
もう一回くらいうどんを食べたかったが、さっき食べたから、まだ残ってる。
R11を走っているとさっきまで見つからなかった眼鏡屋がやたらある。
悔し涙を浮かべながら走りに走って、明石海峡大橋が見える手前で日が暮れた。
とりあえず、鳴門北から高速に乗り、淡路島南PAで待ち合わせ。
待ち合わせと決めると旦那はご機嫌でかっとんで行く。
さようなら〜。
気温がどんどん下がり、寒くなってきた。
旦那と合流し、お土産を物色しながら、どっかでラーメンでも食べようと話す。
そうだ、高槻に『横綱』があったっけ。
あれでいいや!
次は室津PAで待ち合わせした後、垂水で降りる。
あまりにも寒いので、セブンでおでんを買う。
R2に入って、パトカーの数が激増。
そばの交差点で注意されてる車を発見、こっちまで動揺する。
再び出発、寒さと眠さと肩凝りがガシガシ来る。
時刻は23時。いつになったら寝られるだろうか。
R171に乗り、ガンガン進む。
ツーリングコムからお互いの疲れが聞こえてきそうだ。
限界が見えてきたところで『横綱』発見。
そそくさと入る。
名古屋の『横綱』と味がちょっと違う。
高槻の方が甘い。あっさりしてる。
どっちがいいかは分かれるだろう。
体力フルチャージとまでは言えないけど、ある程度復活。
R171からR1に合流、外環に乗って、山科のR1に再び戻る。
駆け足でR1を過ぎ、湖岸道路へ出たところのコンビニで休憩。
なるべく近くの、トイレがあって、芝生がある湖岸を目標にして走る。
深夜1時半。目的の場所に到着。
駐車場に入り、早々にエンジンを切る。うるさいからね。
テント設営。ペグを打ち込む音がでかくてこっちがびびる。
ゴムハンマーを買おうと固く心に誓う。
湖岸でバーベキューした人たちが捨てて行った炭をよけるのに苦労した。
設営後、あっという間に寝た。疲れた…。